深水 郁(Aya Fukami)の日記。ライブスケジュールや日々の出来事を書きます。ピアノを弾いたり歌ったり。絵も描くよ。
2022.12.08.Thu スポンサーサイト

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2008.12.28.Sun 今日の朝日新聞に

朝目が覚めたら、ともぞうさんからメールが来ていて、
「今日の朝日新聞に、
三浦吉十さんの息子さんのインタビューが大きく載っています。」
と教えてもらった。
起き出して新聞のある方へ直行、記事を見つけて読んだ。

絵描きの三浦吉十さんとは、生前に何度かお会いした。
亡くなったと知った時には、
お通夜もお葬式も終わっていたので、
絵本作家の亀石みゆきさんに連れられて、
ご自宅にお邪魔し、仏前で手を合わせた。
奥さんの和子さんから、吉十さんの思い出話をいっぱい聴いて、
帰り際に別室から顔を出してくれたのが息子さん。
歩空さんという名前だったなんて、今日知った。

吉十さんが亡くなったのは2004年。
お会いしたことがあったのは、もうちょっと前で、
私がかろうじて曲を作ったりライブをしたりし始めた頃。
吉十さんのことは、
「面白いおじちゃん(というかお兄さんっぽかったけど!)」だと思っていたのだけれど、
今になって記事の中などで語られる吉十さんの姿に触れると、
「いい先輩」だったなぁと思う。
吉十さんは亡くなってそのままなのに、
私からの見方は変化している。

それにしても奥さんとの在り様は映画みたいに美しい。
生きておられた頃は、吉十さんに奥さんや息子さんがおられるなんて、
考えたことも無かったんだけど。



今日になってやっと、来年のスケジュール帳を買った。
今までは選ばなかった色。
世の中ではありふれてる色。

本当は祖母のための日めくりカレンダーを買おうとしていたのだけど。
(結局知りたいのは今日は何日なのか?、らしい。
今週の予定、とかじゃなくて。)

祖母のカレンダーは…作るかも!
数字を365個書けばいいんでしょ?


| 20:36 | comments(4) | 日記etc. |

2008.12.26.Fri 板橋さんのライブ/ ニッポンのお正月!

24日の警固のスペース・テラの板橋文夫さんのライブの中で、
板橋さんにピアノを弾いていただいて、私の曲を2曲歌わせていただいた。
「歌のまぼろし燃やし燃やし」と「かりんとうのうた」。
グランドピアノのクニャッと曲がったところの近くにマイク・スタンドを置いて、
お客さんの方を向いて、立って歌う。
本当は、当然だけど、もっと歌いたかったなぁ!
そしてもっと言うと実は、リハーサルの時に、クニャッと曲がったところに手を置きながら、
マイクを通さない声で、板橋さんの音が出てくるピアノの中に向かって歌ってる時が、一番楽しかったなぁ。
お客さんには申し訳ないんだけど!
板橋さん、ありがとうございました!
もう、今の私は聴いてもらったから、次回があるのだったら、その時はもっと成長しているようにと思います。


板橋さんのライブと打ち上げが終わって外を歩いている時に、
目に入るクリスマスのあれもこれも、あと一日であっさり片付けられちゃうんだなと、
でも私の毎日は続くんだなと思った。
そういえば21世紀になった朝には、鳩と目が合って、
鳩は何も知らないんだろうなと思ったんだった。
その時の気持ちと似てる。


〜〜〜〜〜〜〜

お知らせです。
来年の話、というか、もう来週!!
地元前原市の古材の森と前原音蔵のお正月のイベントの中でライブをします。
ソロのライブと、尺八のRYOSAIさんとの久しぶりのデュオライブ。

2009年1月2日(金).3日(土) OPEN 11:30〜 END 17:00
 【前原古材の森&前原音蔵 共同企画】 ニッポンのお正月!

  明治時代に建てられた旧家・蔵の中で古き良き日本のお正月を感じて下さい。
  【前原古材の森】
    ◆お正月膳(お屠蘇・お雑煮・おせち料理)
     ¥3,000、(子ども¥1,500) 御予約¥500引き
     御予約連絡先:前原古材の森 tel:092-321-4717
     他に、ぜんざい¥500など。
    ◆書き初め ¥300(半紙代他) 協力:書道センターし乃ざき(篠崎流水先生)
    ◆福笑い・かるたとり(無料)
  
  【前原音蔵】
    ◆2日深水 郁 ライブ(歌・ピアノ)
    ◆3日深水 郁・RYOSAI(歌・ピアノ・尺八)
     RYOSAIさんのホームページ  http://manbow-rec.net/
     両日とも、OPEN 14:30 START 15:00 前売り¥1,800 当日¥2,000

 
  【駐車場エリア】(外テント・駐車場)
    ◆独楽まわし・羽根つき・竹馬。
     待ち時間や休憩の時にお餅を焼いて砂糖醤油・きなこで食べましょう。
     お餅付きお遊び券 ¥300

子どもがたくさんやって来て、遊んだり、書初めをしたりするんだろうな。
大人だけど私も、遊んだり、書初めをしたりしそうだな。


私の持っている赤い手袋は、すごくクリスマスっぽい。
でも、クリスマスが終わった途端に、すごくお正月っぽくなる。
それで、お正月が終わると、暖かそうな冬の手袋になる。


        



2008.12.24.Wed ぎょうざ!板橋さん!

昨日(もう一昨日だけど)は、都城のライブハウスMU-ZAでお世話になっている、
「ぎょうざの丸岡」の社長さん始め社員の方々や、
MU-ZAをプロデュースしているspeakeasyの井上さんとお会いしました。
MU-ZAは丸岡さんのライブハウスです。
MU-ZAでライブをする時は、打ち上げがぎょうざです!
キャベツがいっぱい入っているぎょうざです。美味しいのです!
(MU-ZAで来年4月19日に羽野昌二さんや他の方たちとライブです。
その前に3月にソロでお邪魔したいです、と井上さんとお話しています。)

その「ぎょうざの丸岡」が、今年の秋から福岡へ出店!なんと4店舗も!
(ぎょうざの丸岡ホームページ http://www.gyo-za.co.jp/ )
来年1月6日放送のRKB「今日感テレビ」の取材のための前日入りの来福だったそうです。

初めて丸岡さんにお会いした時に「毎日ぎょうざを食べるんですか?」とお尋ねしたのですが、
丸岡さんのぎょうざ作りは手の感触でなさるとのことでした。
手で触るだけで、美味しく出来たかどうかが分かるのだそうです。
昨日もそのお話を伺いました。何度聴いても感動します。
ものを作るというのは大変なことです。
作り続けて極めるというのは、一生のうちにそういうことが出来る人はあまりいないと思う。
お話を聴いていると、私もがんばって作ろうと思う。いろいろなものを。
美味しいぎょうざを作ってるというだけでもすごいのに、
昨日は武勇伝をたくさん聴いたなぁ。
昔、こんなことがあった、という話を聴いていたら、
この間、こんなことがあった、という話もたくさんありました。
武勇伝を更新し続けてる社長さんです。
井上さんは「あんなに面白い奴は初めてだ!」と言います。

今のところ、私の家から一番近いのは東油山店かなぁ。
早く前原市にもできないかなぁ。

さてさて、MU-ZAに出演したことのあるミュージシャンの中で、
最も丸岡のぎょうざを愛していると言われる、板橋文夫さんが福岡にやってきます。
今日です!12月24日!クリスマス・イブ!
今年は何と私も歌います。

板橋さんの演奏は、私が音楽活動を始めるずっと前から、
最前列の椅子の更に前の床に座り込んで、
汗とかメガネとかが飛んできそうな近くで聴いてきました。
私が初めてリバーサイドで演奏することになった時、
ライブスケジュールの中の私の名前を見て、
板橋さんが「あやちゃんが載ってる!」と喜んでくれたのを覚えています。

昨日「2,3曲、譜面を持ってきて下さい」とメールをいただいたのだけど、
どの曲にするかまだ決めていません。
意外と落ち着いています。でも大変なことです。
立ち会って見守って下さる方、大歓迎です。
よろしくお願いします!
…とりあえず今日は寝よう。


板橋さんのライブ;
12月24日(水)20:00〜
福岡市中央区警固のスペース・テラ(092-732-3101)にて。
けやき通り沿い。警固の四つ角のソフトバンクの入っているビルの地下です。



| 01:55 | comments(2) | 日記etc. |

2008.12.24.Wed 「男の闘い方・女の闘い方 1×1=口」終了しました!

「男の闘い方・女の闘い方 1×1=口」終了しました!
ありがとうございました。

リハーサルも本番も打ち上げも、楽しかったな。
関わっている人みんなが、そう思っていたみたい。
本番中にアクシデントに対応しようとして、白川さん(選曲・音効、from舞無ファクトリー)が、
ドアをバンって開けて舞台袖に走ってきた時も…顔が楽しそうだった!

伏見さんも、浅田さんも、普段「こんにちは」って言ったり、
一緒に飲んだり、控え室で話してたり、
そういう手の届く距離感なのに、出番が来るとサッと舞台上の人になって。
さっきまでそこにいた人が、突然舞台にいて、突然すごいことしてる!のです。
すごいお二人なんだということを、本番の姿を見て今更ながら思い知りました。


灰買いの運ぶ灰は、重たそうでした。
お芝居って、見えないものが見えてくる。
灰がたくさん入ってる、かまどとか。
周りで遊んでる子どもとか。おはなちゃんとか。
だから一人芝居って、一人で喋ってても、独り言じゃない。

「灰買い茂吉の唄」は、いろんな人が口ずさんでた!
私も歌うと「本物だ!」と言われたりした。
これからのライブでも歌うと思う。
歌う度に、「灰買い」の言葉の説明(江戸時代にあった職業。
家庭やお店から出た灰を買い集めて灰問屋に売る。
そこへ肥料にするためにお百姓さんが灰を買いに来る。江戸時代のリサイクル!)
や、曲の出来た経緯を喋ると思う。
そうすると自動的に原作の三宅さんや、作詞者の伏見さんのメッセージを伝えることになるんだなぁ!


浅田さんのパフォーマンス、やっぱりかっこよかった。
思い出の曲ばかりを集めて踊ったそうです。
赤ちゃんの映像がたくさん出てくるシーンでは、
浅田さんが抱えている箱に映像が映ったりして、
浅田さんが赤ちゃんを抱えてるみたいでした。
そして最後に、お客さんたちが開演前にインタビューされて、
「あなたの大切なものは何ですか?」の問いに答えている映像が流れた。
家族や友人という答えが多かったみたい。
私は「絵とか音楽とか」と答えた。
そういうものが無いと、人とつながれないから。

私が思うに、「あなたの大切なもの」と、
「あなたが大切だと思うもの」や「あなたにとって大切なもの」は、ちょっと違う。
「あなたの大切なもの」は「あなた」が持っているもののこと。
「あなたが大切だと思うもの」や「あなたにとって大切なもの」は、
持っているものも含まれるけれど、持っていないものも含まれると思う。
だから「あなたの大切なものは何ですか?」の問いの答えは、
「私、これ持ってる!絶対持ってる!」と思えるものでもあるわけです。
というのを私の出番の時のMCで喋ったんだけど、我ながらちょっとややこしい。
調光室のスタッフの方たちには伝わったらしいんだけど。

打ち上げの席で、来年につながる話もいくつか出ました。
来年もいっぱい笑いたいです。よろしくお願いします!!!


| 00:34 | comments(0) | 日記etc. |

2008.12.19.Fri 明日!

男の闘い方・女の闘い方、明日が本番になりました。
今日はリハーサル。
会場入りすると、浅田さんのリハーサル中。
映像と浅田さんの動きの絡み方とか、
照明の具合なんかのチェックがあってる。
映像の中身なんかも書きたいんだけど、
やっぱりやめとこう。
明日のお客さんのお楽しみ。
観に来た方がいいです。
優しい気持ちになれるから。

ダンスのシーンは圧巻。
かっこいい!
ニューヨークにいた頃も、あんな風に踊ってたんだろうな。
ダンスの合間にMCをなさるんだけど、
あれだけ踊れる人が、あんなに自然に感じよく喋れるなんて。
きっと皆、浅田さんを好きになると思う。


伏見さんの灰買い茂吉。
考えてみたら、一人芝居というもの自体、観るのは初めて。
時代の波に翻弄される茂吉。
でも、とどのつまりは、おてんとさんの味方。
茂吉のチョンマゲのカツラも、
最後の「いかしたカップル」(素敵なカップルじゃなかった)の帽子や衣装も、
舞台上の大道具、小道具、全部、伏見さん作。
舞台監督も伏見さん。
灰買い茂吉のリハーサルの後に、
浅田さんがかっこよく踊ってるところに、
チョンマゲの伏見さんがウロッとしたりして、
面白かった。
そういう姿を見られるのも、
出演者の役得です。

スタッフは、ほとんどが九大の芸術工学部の学生さんたち。
九大にこんな学部が出来て、良かったなぁ。
この公演のためにも良かったし、
九大のためにも良かったと思う。


後は私。
気を使うためには、頭を使わなければならないです。
優しい人たちに囲まれて、ありがたいです。
合掌。


| 23:07 | comments(0) | - |

2008.12.19.Fri ビーチコーミングの成果

ビーチコーミングの成果

かのごしまメイキングで、ビーチコーミングをする、ななちゃんと知り合った。
ビーチコーミングとはBeachをCombingする、櫛ですくように、
打ち上げられた漂流物を拾って歩くことだって。
(それをアート作品にしたり、生態系を調べるための資料にしたり…ゴミ拾いも兼ねてるし。)

2回目の搬出の時、一時間に一本のフェリーを、
noconico cafeで待とうとしたら、ななちゃんと合流。
(ゆげちゃんもいたけど、彼女は子ども達に絵を教えに行った。)
話をしているうちに、「一緒にコーミングに行こうか!」ということになって、
小雨の振る中、砂浜へと出かけた。
そして、拾ったのが写真の貝殻たち。
ヒトデだけは、漁船が泊まってる傍のコンクリートの上に落ちてた。
旧公民館での制作の休憩中に歩いてて拾ったもの。

ヒトデを拾ったとき、猫を2匹見かけた。
黒と白の猫と、白い猫。
漁で使う網の中に2匹でいて、私が通りかかるとビクッとして、
身体を低くして向こうへ行きかけながら、顔だけこちらを向いて、
本当に逃げることにするのか、どうするのか、迷ってた。猫が。
黒と白の猫のことはその前にも見かけていて、
その時は茶色い猫に追いかけられていた。
茶色い猫からは逃げていたのに、白い猫とは仲良くしてた。
猫には猫で物語がある。

能古島には、かもめもいる。
電信柱の上から、じっとこちらに視線を送っているのが、
鳩ではなくて、かもめである率が高い。
波間に浮かんでいたりもする。
何羽も一緒に、皆で同じ方を向いて、同じように波に揺れている。
何を考えているんだろう。
かもめ全体には物語を感じたけど、
個々のかもめ同士には物語を感じなかった。
個体の識別が難しいからだろうな。


20日のための「灰買い茂吉の唄」のCDを制作中。
盤面のプリントをしてるところ。
CD、さっそく一枚予約が入ったよ!
ジャケットの絵は、紙をジャケットのサイズに切ってる途中。
描くのは明日からになりそう。
100枚だから、百物語。


| 01:44 | comments(0) | 日記etc. |

2008.12.18.Thu いよいよ今週土曜日!

伏見武さん、浅田佳子さんとの公演が迫ってきました!

「男の闘い方・女の闘い方 1×1=口」です。
伏見さんの一人芝居と、浅田さんのソロダンス。
私はゲスト出演だから、
タイトルの中の数式では…=かな??

伏見さんから詞をいただいた「灰買い茂吉の唄」も作ったし。レコーディングもしたし。
お二人が歌って踊る「素敵なカップル」の伴奏もレコーディングしたし。
(「素敵なカップル」…フレッド・アステアとジュディ・ガーランドの「イースター・パレード」という映画の中の1シーンです。
衣装が楽しみ!)
準備にたくさん手間ひま、かけてます。
前原音蔵の倉重さんにはレコーディングで本当にお世話になりました。
「できるまで」やったら、朝の6時になった。。。
「できるまでやったら、やればできるんですね!」と、
訳の分からなくなった頭で考えたことを言ってみたりしながら、音蔵を出ました。
その日は「月が地球に一番近い日」で、外では満月が爛々としていました。
近所の池の畔に寝床を作っているシラサギたちは、まだ寝ていました。
三味線みたいなものを持った白いおじいさんの姿が何度振り返っても見えるので、不思議でした。
(私は目が悪いので、いろいろなものが見えても見えなくても、あまり驚きません。
怖いものは嫌だけど。)
翌日の昼間にそこを通ったら、そういう形に植物が生えていました。

今は当日、会場で売るための「灰買い茂吉の唄」入りのCD-Rを焼いているところ。
「灰買い茂吉の唄」には伏見さんの台詞も入ってる。江戸時代の茂吉くん。
最初は伏見さんからは演歌みたいな曲にしよう、と言われていたのだけれど、
私のピアノと歌で作ってみたら、やっぱり「コンテンポラリーわらべうた」になった。
この曲は、ものすごく「コンテンポラリーわらべうた」っぽい。
皆、すぐに覚えて歌いたくなると思う(笑)。
明日はジャケットの絵を描きます。一枚一枚違う絵を手描きします。
限定100枚。
皆が欲しくなるといいなぁ!


伏見さんのお芝居は、男の仕事がテーマだそうです。
20代の若者たちに是非見てもらいたいそうです。
それから、灰買いにも見られる江戸時代のエコな暮らしにも目を向けてみよう、と。
ブログにお芝居の内容をどこまで書いていいのか(ネタばれさせていいのか?)、
この間、伏見さんにお尋ねしたら、内容を書いても構わないとのことでした。
「だって、言おうとしてることは普通のことだしね。
普通のことを、舞台の上でどれだけ魅力的に見せられるかが、表現者のやることだものね。」
というようなことをおっしゃって、私は本当にその通りだと思って、
おかげ様で一つ賢くなりました。

浅田さんのダンスは母性愛が大きなテーマになるようです。
練習場を借りてず〜っと一人で踊り込んでいるそうです。
浅田さんは、踊りなら何でも「フォークダンスでも楽しい!」という方だから、
一人で踊っていても、いつもみたいに笑ってるのかなぁ。
どんな顔で練習してるんだろう。

舞台って複数の人たちと作るものだと思っていましたが、
今回は一人芝居にソロダンスだから、
それぞれが一人で作って持ち寄る訳です。
前日のリハーサルで初めて互いに何をするかが見える訳です。
伏見さんの作った時間と浅田さんの作った時間を受けて、
10数分の演奏をして、
次の「素敵なカップル」の場面につなげるのが私の役目です。
よく観てよく考えないといけないけれど、
その場の空気はその場で空気を吸うしかないんだろうなと思います。


ところで、灰買いの運ぶ灰は、重たいんだろうか。
脚本の三宅佑治さん(九大の学生さんらしい。アニメの作品で賞を取ったりしてるらしい。
「灰買い茂吉」もアニメになるらしい。)に会ったら尋ねてみよう。
その前に伏見さんのお芝居観たら、分かるのかな。


「男の闘い方・女の闘い方 1×1=口」
12月20日(土)の13時からと、16時からの2回公演です。
一般3000円。親子ペア券は4000円。
アクロス福岡の円形ホールにて。
まだお席に余裕があります。
よろしくお願いします。



2008.12.17.Wed 最後の牛に食べられそうだった夢

またしても夢の話。

漁港にて。
魚を捕ってきた網の中身がぶちまけられる。
(本当は船の上ですること?)
そうしたら、その中の大きなブリみたいな魚が何匹も、
嬉々とした表情で漁港に面した森の中に走っていく。
大きい魚がすごいスピードで走っていくから、
そう簡単には止められなくて、皆、慌てて追いかける。
私は、大きな箱、というか小さな四角い家の屋上で、それを見ている。

魚や人が森に駆け込んだので、森の動物たちが驚いて出てきた。
馬と山羊と最後に牛。
屋上にいる私のちょうど足先に、動物たちの頭がくる。
足に、柔らかい山羊の耳が触って初めて、山羊のいるのに気づいたり。
指先に馬の鼻が触ったり。
どの動物も同じくらいの高さに頭があったから、
多分、山羊がものすごく大きかったということだろうな。
最後の牛は、草を食べる時みたいに、舌をグルングルン回して、
私の足の指とか、首に巻いているストールの先の方とかを絡め取ってしまおうとする。
白と黒のホルスタインの牛。
これは本当に食べられてしまうかもしれないと思って、
屋上の端のほうへ逃げる。
あっという間にバランスを崩して、
掴まっていた柵と一緒に下へ落ちてしまう。
周りの景色を見ながら落ちていく。
落ちる落ちる落ちる、と思っている。
地面が近づいてきた。でも大丈夫。夢だから。
ドサッと身体を横たえた形で着地。
真っ暗な布団の中。

昔よく見ていた、身体感覚を伴う落下の夢。
久しぶりだったな。


| 02:32 | comments(0) | 日記etc. |

2008.12.14.Sun 夢の話/つぶつぶ音楽・つぶつぶ絵

081207_1201~01.jpg
夢の話。


音楽を、砂の粒々に録音して、
瓶に詰めた。

出来ましたよ、と依頼主に持っていたのだけれど、
そこで、全部の曲を同じ瓶に入れてしまったことに気が付く。
再生してみたら、自然により分けられるかなぁ、
いや、無理だろうなぁ、
と、考えている。


そしたら、再生しなければならないのが、
音楽から絵にすり変わった。
夢だからね。


瓶から砂の粒々を取り出して、
絵の再生をしようとする。
水とか絵の具とかを砂に混ぜて、
係の人が絵を描いていく。
「こことこことここが青で、ここが赤です。」
と伝えると、
係の人は「赤ってそれだけ言われてもねぇ、、」と面倒臭そう。
赤にもいろいろあるのは、もちろん分かるんだけど、
雰囲気を見るために、とりあえずでいいから、
色を載せてみてくれないかなぁ、
とか思っていたのだけれど、
やっぱり自分でやった方が早いなぁと思って、
そう思った次の瞬間には絵を描き始めている。
夢だしね。


筆ではなくて、指で描いている。
砂がジャリジャリする。
青や赤を塗ってみるけど、
思うような色にならない。

困ったなぁ、
ところで、この砂何だっけ?
というところで夢が終わった。




| 22:51 | comments(0) | - |

2008.12.11.Thu 次は…女の闘い方・男の闘い方 1×1=口

次はこれです!


女の闘い方・男の闘い方 1×1=口
2008年12月20日 (土) 13:00〜 / 16:00〜(2回公演) ※開場はいずれも40分前
会場…アクロス福岡 円形ホール (福岡市中央区天神1-1-1)

・伏見 武の「灰買い茂吉」 作:三宅ゆうじ  脚・演出:伏見 武
・浅田佳子の「Please tell me your "taisetsunamono"」
…ゲスト:深水 郁

一般チケット:3,000円(全席自由)  親子ペアチケット:4000円(全席自由)
予約専用メール ticket@mime-f.com
(以下の4項目を明記して、上記のアドレスまでメールして下さい。
・ご希望の公演名・ご希望の公演日と公演時間・チケットの種類とご利用枚数・あなた様のお名前 ) 
舞無FACTORYのホームページ  http://mime-f.com 


舞無FACTORYの俳優・伏見武さんと、ダンサー・浅田佳子さんの公演に、
ゲストで参加させていただきます。
伏見さん、浅田さんとは、今年と去年に滋賀会館であった、
コンテンポラリーダンスの公演「旅の道連れ」で出会いました。
今年の2月の滋賀は寒くって、雪が積もってて。
公演の数日前から小屋入りして過ごすのですが、
お二人が声を掛けてくださって毎晩楽しく飲んで食べました。
雪でシンとした夜の景色と(誰もいないのに信号機だけが赤かったり青かったりしてた)、
でも何だか沢山楽しかった、滋賀の記憶です。

そして今回の「女の闘い方・男の闘い方〜」。
伏見さんの一人芝居があって、浅田さんのソロダンスがあって、
私も弾き語りをさせていただいて…という構成です。
お二人のお芝居もダンスも、まだ観ていなくて、
闘いってタイトルに付いてるけど、きっと愛の話だろうな。
愛のある闘いのことだと思う。
そういう大人の二人だと思う。

明日は、この時使うための音の録音をします。
今やってるのは、耳で想うことを、指でも想うこと。






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