深水 郁(Aya Fukami)の日記。ライブスケジュールや日々の出来事を書きます。ピアノを弾いたり歌ったり。絵も描くよ。
2022.12.08.Thu スポンサーサイト

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2009.02.26.Thu 学校二つ/ 日曜は音蔵

昨日は大学、今日は小学校へ行きました。

大学は九大の芸術工学部大橋キャンパス。
初めて入った。
入り口の緑が感じよかったな。建物も。
「フライパン」っていう丸い広場を通り過ぎて、スタジオのある棟へ。
前の記事にも書いた、目黒くんの映画「Remember」のためのレコーディング。
音の勉強をしたり、音のサークルに入ってる2年生だという学生さんたちに紹介してもらう。
スタジオなんだけど、研究室でもあるみたいで、
そこでレポートを書く人がいたり、何かの拍子にフラッと立ち寄る人がいたり、
誰かが置いていったお菓子があったり、
誰かが研究で使ったという楽器があったり、
飲み会の会費を収めに来る人がいたり、
マイクのセッティングで試行錯誤しているところに、
先輩のような人が現れて「自由でいいんだよ〜」と言ったりして、、、大学だった!
レコーディングしたのは「コイゴコロ」一曲だけだったんだけど、
あれだけ何度も演奏している曲なのに、
いざやってみると、そう簡単にはいかないのです。
可もなく不可もなく、、でも元気の無いテイクで、
「いいんじゃない」と言ってしまえばそれで終わりだけれど、
「いいんじゃない」でいいわけないし!…とか、
そんなにゆっくりしない方がいいです…とか、
そこでその奏法入れたら前衛的過ぎる〜…とか、
今の良かった!でももう一回やったら、そっちの方が良かった!…とか、
今更、突然、歌詞間違えた!…とかとか。
「監督、どうですか??」と目黒くんに尋ねながらの作業でした。
最初は「深水さんさえ良かったら、」と言ってたけれど、
だんだん意見を言ってくれるようになって、
一生懸命聴いてくれてるなというのも伝わってきて、
その方がやりやすかったです。
3月8日と9日が上映会だそうです。観に行こう!

帰りに舞無ファクトリーの事務所に寄って、
浅田さんと伏見さんにお会いしました。
事務所の部屋のど真ん中に、
伏見さんが演出する3月8日のアクロスの公演で使うという、
老木のオブジェがあって、制作途中でしたが、いい木でした。



それで一夜明けて今日は、波多江小学校で二分の一成人式でした。
朝起きて「今日は学校へ行くんだ!」と思いました。
会場は体育館。対象は4年生の子達。
列になってやって来た子達を見て、
思っていたより小さかったので、びっくりしました。
何かためになることを話さなくちゃならないのかな、と思ってはいたんです。
たとえば、私はがんばって夢をつかもうとしています、
みんなもがんばってください、みたいな話とか。

でも、「ピアノの周りに来ていいよ」と言った途端に、
皆、ワーッとこっちに来て、満員電車に乗ってるみたいに、
ビッチリ包囲されて、小さくて柔らかいものが皆ニコニコしてて、
それを見たら、そんな話しても嘘っぽいなと思えました。
だから、結局、思いついたことを脈絡も無くポツポツ話したり、
あ、そうだ、と持ってきた絵を観せたり、
え〜と、じゃあピアノ弾こう、という展開になったり。。

一人のメッセンジャーがいて、皆に何かを伝えている時間、というのではなくて、
道端で偶然出会った同士が、少しの間一緒に歩いたような、
あの子達と私と、そういう時間でした。
滑らかにそつなくこなすことは出来なかったけれど、
すごく、出会えたみたい。

記念撮影の時はすでに、私の両手も背中も少しずつ誰かのものにされていて、
それから校長室に行ったり(読売新聞の方が取材に来られました!)、
給食を食べるために教室へ行ったり、
帰るために玄関へ向かったりする間中、
私は子どもと合体しているゴニョゴニョとした塊でした。
そ〜っと、しっかり寄って来て、私のどこかにつかまって、
ただただニコニコしているような子達が多かったです。
そういう子達は、柔らかくつかまってきます。

自由帳にサインもいっぱいしました。
絵が描けるというので、ポケモンのキャラクターを描かされたりもしました。
妖怪が好きだという子には一反木綿を描きました。
猫と犬と魚も描きました。
教室にあるオルガンのところに連れて行かれて、
「猫ふんじゃった」を弾かされました。
体育館でも演奏した「栗まんじゅうの唄」をまたやって、と言うので、
「もうさっきやったもん。」と一度は断りました。
でも、一人の子がガスガスとオルガンの足踏みをして待ち構えているので、やりました。
一番から五番まで、全部。

波多江小学校の先生に私を紹介してくださって、
当日の音のお世話もしてくださった、
(事前に下見もしてくださったそうです。感謝感激です!)
前原音蔵の倉重さんもすごく楽しかったみたいで、帰り道、
「10歳の子とタメになれた気がする〜」としきりに言っていました。
倉重さんも給食食べながらサインいっぱいしてたな。

前原音蔵と言えば、次の日曜3月1日に、ライブをすることになっています。
バイオリンの谷本仰さんとデュオ。16時半から。
高校生以下は大人の半額!
谷本さんが前原幼稚園で演奏して、
子どもたちを狂喜乱舞(本当に!)させるところを見たことがあります。
ただ演奏しただけ、だったんだろうな。
今日のようなことがあると、そんな風にも思えます。


| 01:12 | comments(2) | 日記etc. |

2009.02.24.Tue 「さようなら九大六本松」/ ライブスケジュール再び

母校の九州大学の六本松キャンパスが、
ついに今年度までで移転するそうです。
私もエッセイを書かせていただいた「さようなら九大六本松」という本が出ています。
紹介の記事を見つけました↓
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/book/column/20090222/20090222_0001.shtml

明日(もう今日)は、九大芸術工学部の目黒啓太くんの映画「Remember」に使っていただく曲のレコーディングです。
目黒くんの過去の作品「12月の夏の日」を観ていたら、六本松キャンパスも映っていました。
卒業生が観たら喜ぶと思う。

3月中にカビリア・カフェに行って「The 6 Pines〜六本松のうた〜」を歌おうかな。
ライブとかじゃなくて、ふらっと行って歌ってみようかな。
突然行って歌わせてくださいってお願いしたら、
マスターの屋敷さんはびっくりするだろうな。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

明後日以降の演奏予定↓

◆2月25日(水)
前原市波多江小学校
「二分の一成人式」の行事で演奏
小学4年生(10歳の子どもたち)120人に向けて、お話と演奏。
終わったら給食を食べます。

私は「大人」として呼んでいただいたんだと思う。
通常のライブでは、大人だという理由で、
私の演奏を聴きに来る人はいないと思います。


谷本仰(vln)&深水 郁(piano&vocal)デュオライブ
◆3月1日(日)16:00open / 16:30start
前原音蔵
福岡県前原市前原中央3丁目18−15 前原古材の森駐車場奥
tel 090-3738-0512(倉重)
前売¥2000 (当日¥2400)1ドリンク付  
高校生以下は、前売¥1000(当日¥1200)
子ども料金作りました。

バイオリンの谷本仰さんと。
何と言うか、グルグルに楽しいライブだよ!
毎回演奏の度に、グルグルギュルギュル練り上げてるような感じがします。
でもベチャベチャはしてないです。
この日は、寄り合い処で栗まんじゅうも焼いてると思います。
前原音蔵と寄り合い処、すぐ近くです。
栗まんじゅうとライブと合わせてどうぞ♪


廣木光一(g)solo live
◆3月7日(土)18:30open / 19:00start
じゃらん (飯塚市本町15−7)
¥3000(2ドリンク、ケーキ他付き)
20人様限定なので、必ずご予約お願いいたします。
ご予約お問い合わせ:080-5607-0000(川原)
廣木光一さんのホームページ http://hirokimusic.com/
廣木光一さんのライブの中で、少しだけ一緒に演奏させていただきます。
よろしくお願いいたします。
飯塚で演奏するのも、初めて。
電車に乗ってコトコト。

前原・白糸酒造蔵開き
◆3月15日(日)13時〜16時の間に2ステージ 無料
白糸酒造 (JR筑前前原駅南口からバスが出ています)
前原市大字本1986 tel 092-322-2901
avanさん(b)とデュオ演奏。
この日は私はピアノは無しで、歌います。

2月の蔵開きが先日あっていて、行って来ました。
ハネ木塾で一緒の方たちが白糸酒造のハッピを着て、
試飲や販売のお手伝いをされていました。
(私もちょっと手伝ったよ!ゴミ袋の取替え!…誰に向かって弁明してるんだろう!)

酒造り唄は、それぞれの作業の工程ごとに唄があるそうです。
3月の蔵開きでは、その中でも米洗い唄を歌おうと思っています。
1月末のハネ木塾での仕込みの作業の時に、
米洗いもさせていただいたのですが、
ストップウォッチで秒単位で厳しく(!)細やかに行う作業で、
とても歌ってるどころではなかったです(笑)。
米を洗う係と、歌う係が別々だったりして…
米を洗いながら歌うのではなくて、
米を洗う人を応援しながら歌うのだったりして…
杜氏の中村さんに尋ねてみよう!

美味しい日本酒って、味の中にいろんな側面があるような気がします。
それで柔らかい感じがする。
でも濁っているようなのではなくて。
人の声も、いろんな声が重なっているように聴こえることがあります。
あ、ピアノも多分そういう音が好き。
調律師さんに、白糸のお酒を飲んでもらって、
「こういう音にして下さい」って言ったら…困るだろうな!普通は。



2009.02.20.Fri おこる!

今日、気の進まない電話を一件して、
でもまだつながったというだけで、用件が済んでいないので、
明日もこちらから電話しなくちゃならないと思っているところです。

どうやら約束を守らないかもしれない人に、
「守って下さい。」と私は言わなくてはならなくて、
先方は先方なりの「説明」をするらしいです。

その約束が守られないかもしれないと分かってから、
とても落ち込んだので、
客観的に見た状況からしても、
私自身の感情の流れからしても、
私は怒らなくてはならないのですが、
先方との連絡手段がメールか電話しかなくて、
怒るためにメールや電話をするというのが、
バカバカしくてならないです。

でも、もしも今にでも、直接会って対峙したならば、
ものすごく、怒ると思います。
手がつけられないくらいに、怒ると思います。

アートを大切にしない人に対して、私は怒ります。
いつも褒められなくちゃならないとは決して思わないけれど、
それが大切にされない場合は、怒ります。

この私でも怒る、ということを知らない人は多分、多い。
でも、この私でも怒る。


| 00:52 | comments(4) | 日記etc. |

2009.02.18.Wed 白くて光る甘くて涼しい虫の夢/ スタジオMIOでのライブ終了!

夢の話。

白くて光る虫のようなものが、
私の左腕を歩いてた。
足の無い虫で、ナメクジっぽくもある。
悪い虫じゃなかった。
私の肩の方に向かって触角を伸ばしながら、歩いてくる。
白くて半透明で光っていて、
口に入れたら美味しいんじゃないかと思うくらい、
甘くて涼しい感じの生きものだった。
「雪見だいふく」みたいな味だと思う。
その虫が腕にいるのを見つけた時、
「ぬかった」と思った。
全然、嫌な感じはしないんだけど、
予想外だったから。
向かい側に座っていた友人が、
虫が付いてると指摘してくれて、
指一本で、その虫をすくい取ってくれた。
友人にお礼を言うけれど、
別に嫌じゃなかったのになと思う。

「雪見だいふく」が食べたくなる夢だった!

夢の話、おしまい。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

スタジオMIOでのライブ、終了しました!

本当に本当に、海辺でした。
灯台みたいな形のスタジオMIOでした。
入ってすぐの小さなホールのようなところがライブの会場で、
ガラス張りの向こう側に砂浜と海が広がっていました。
ミオさんのご自宅とは伺っていたけれど、
あらためて「ここで暮らしてるんですか?」と尋ねてしまいました。
静かですごくいい。

私が一番目。
二番目は主催のヒロさんがベースを演奏する、ラヂオガン。
最後、メインが横浜から来られたMOONEYさん。

お客さんいっぱいでした。立ち見の人もいたし。
控え室では、コタツに入ってたのに、
ライブも後半になると、会場では汗をかくくらいの熱気。
私の演奏は、あってはならない、笑っちゃうくらいのすごい失敗もあったのですが、
(私の曲は世界中で私しか演奏しないんだから、もっと大事にしなくちゃならないです。)
それにもかかわらず、演奏し終わって、
ここで演奏するのが好きだと思えました。

ラヂオガンはロックバンドでした。
ヒロさんはいつもはコックさんだそうです。
奥様と一緒に「上々屋」というパスタ屋さんをされているそうです。
この日のヒロさんを見ていて「上々屋」は絶対に美味しいに決まってる!と私は踏んでいます。
ギター&ボーカルのホセさんは、ピアノの調律師さんでした。
ライブの前日に調律してくださったそうで、おかげ様でとてもきれいな音のピアノでした。
控え室でピアノの話なんかをして下さったホセさんと、
ステージで歌ってるホセさんのギャップがすごくあって、
(叫んだり、腕をグルングルン回したりするから!)
私が今まで知っている調律師さんとは全然、全然、違っていたから、
びっくりしたけれど、社会勉強をしたような気分でした。
ドラムのジュンくんは、私と同じくらいの年齢だろう、と誰かに言われたけれど、
聞いてみたら、思ったとおり私よりも6つくらい下でした。
最近は、男の人で若い感じの人というのは、大抵私よりも若いです。
でも、女性の友人には同年代や少し上の人にも、若々しい人がたくさんいます。
そして、この人(女ね)しっかりしてるなぁ、と思いながら話していると、
すごく若い人だったりします。
そしてまた、絶対的にある程度は年上(女ね)だと思っていたら、
一つか二つしか違わなかったりもします。
他にもいろいろ。。
えっと、つまり、見た目と年齢には個人差があります。
カテゴリー分けしてみようかと思ったけれど、
考えていく内に、細かすぎて個人差としか言えなくなってしまいました。
年齢の話、以上。

MOONEYさんのギターと歌、素晴らしかったです。
この日のお客さんは半分くらいがミュージシャンだったそうですが、
そういう人たちが聴きたい演奏だというのが、すごくよく分かりました。
かっこいいカバー曲もたくさんあったし、「わやねこ」(?)の歌なんかもあったし。
最後の方はラヂオガンの方々や、
今回私をヒロさんやミオさんに紹介して下さった、ハーモニカのタケオさんや、
私までステージに呼んでいただいて、一緒に演奏しました。
私が最初に一人で演奏した時と、最後にMOONEYさんの演奏の中で呼んでいただいた時とでは、
客席の熱気が全く違っていました。
(一番前に座っていた「三光ラーメン」のおじちゃんなんか、ステージに入ってきそうな勢いでした!)

打ち上げも楽しかったし美味しかったな。
目の前にある美味しいグラタンを、
気の利いた人がテーブルの向こう側の別の料理のお皿と
取り換えたりしませんようにと思いながら食べたり。
突然やってきた茄子のお寿司には瞳孔が開いたかもしれません。
…ごちそうさまでした!
打ち上げには福津に住んで音楽の活動をしている人が、たくさんいました。
福津のミュージシャン、糸島よりも、多いかも。層が厚そう。
「皆がまとまるきっかけになったスタジオ」というのもあるんだって!
10年後や20年後に糸島もこうなっていたらいいなぁと思いました。
ちょうど博多湾を挟んで東と西だから、
ミュージシャンを載せた輸送船が行き来したら面白いのにね。
皆さん、お世話になりました!ありがとうございました!!


さて、今日は西中洲のM's Barで初「素音洲音」です!


| 01:04 | comments(0) | ライブ |

2009.02.13.Fri 2009年2月3月スケジュール

THE OCEAN NIGHT SHOW
◆2月15日(日)18:00開場 / 18:30開演
 ¥2000(1ドリンク付)
 スタジオMIO 福岡県福津市宮司浜4丁目2−30 tel 090-4995-9863
出演;MOONEY(from 横浜 http://sound.jp/mooney/ )、ラヂオガン、深水 郁
いよいよ明後日です。
福津市へは初めてお邪魔します。
海のそばのスタジオ〜〜!
私は一番目にソロで30分ほど演奏します。
よろしくお願いします!

素音洲音vol.14(変更&追記しました!)
◆2月18日(水)19:00open / 19:30start
西中洲 M's Bar (福岡市中央区西中洲10-6 tel 092-737-6005 )
前売¥2,000 (当日¥2,500) ※ドリンク別

大阪のピアノ弾き語りの北野淳さん( http://kitanojun.syncl.jp/ )が、
昨年から月に一回開催されているイベント。
素音洲音はスオンスオン。「洲」は中洲の洲。
初めて参加させていただきます。
よろしくお願いします!
※会場は西中洲のM's BAR(旧トゥペロ)になったそうです。
国体道路春吉交差点から明治通りに向かって30mほど行った右手にあるそうです。
出演は北野さんと、福岡からciccaroll、そして私です!
この日も私は一番目です。
自分の演奏が終わったら、他の方たちの演奏を聴きながら飲んでる、かも。
遊びにいらして下さい!

◆2月25日(水)
 前原市波多江小学校
 「二分の一成人式」の行事で演奏
小学4年生(10歳の子どもたち)120人に向けて、お話と演奏。
絵も観てもらうかも!
終わったら給食を食べます。
糸島の給食は絶品ですよ!と保護者の方に教えていただきました♪♪
他でもない糸島という地を選んで、子育てをしているという方たちも多いので、
実際に子どもたちに会えるのが楽しみです!!


谷本仰(vln)&深水 郁(piano&vocal)デュオライブ(追記しました!)
◆3月1日(日)16:00open / 16:30start
前原音蔵(福岡県前原市前原中央3丁目18−15 前原古材の森駐車場奥 tel 090-3738-0512 )
前売¥2000 (当日¥2400)ドリンク付

バイオリンの谷本仰さんと演奏します。
このデュオでは、初・前原!
どう転んでも楽しいから、来て下さい。

「子ども料金」作りました。
高校生以下は、前売¥1000(当日¥1200)です。
ご家族でどうぞ♪


廣木光一(g)さんのライブの中で、少しだけ一緒に演奏させていただきます。
廣木光一solo live
◆3月7日(土)18:30open / 19:00start
じゃらん (飯塚市本町15−7)
¥3000(2ドリンク、ケーキ他付き)
20人様限定なので、必ずご予約お願いいたします。
ご予約お問い合わせ:080-5607-0000
廣木さん、初めてお会いします。
http://hirokimusic.com/
主催の川原さんが以前に私のライブを聴いてくださったことがあって、
お声を掛けていただきました。
また大先輩に出会ってしまう予感です。
心してお邪魔いたします。
よろしくお願いします。


◆3月15日(日)13時〜16時の間に2ステージ 無料
前原・白糸酒造の蔵開きにて
前原市大字本1986 tel 092-322-2901
avanさん(ベース)とデュオ演奏。

今年もやってきました。白糸酒造の蔵開き!
酒造り唄も歌います!!
全国で唯一のハネ木搾りで酒造りをしている蔵です。
新酒の試飲、販売、量り売り(その場で新酒をビン詰め)もあるそうです。
人気の甘酒もあります。糸島の産直コーナーもあります。
JR筑前前原駅から白糸酒造までシャトルバスが出ます。
白糸酒造の蔵開きで演奏することになった事の経緯をお尋ねになった方がおられて、
「それは、あの、私はお酒が好きで、、」と話し始めたら、
この冒頭の部分だけで納得されてしまいました。
お酒が好きって、そんなに簡単に物事の理由になってしまうのですか??




2009.02.12.Thu 「ん」の文字が好き

今日は、出かけた先で、
ちょうど私の3年前の演奏と、
先々月の演奏と、
先月の演奏の音源を皆で一緒に聴いて下さいました。

話を聴くことって難しいと感じる今日この頃です。
話している側が意図しているようには、
話が通じていないことって、よくあります。
話をすることが難しい、ということでもあります。
難しくて、困ったことです、時には。

音楽は作ったり演奏したりしている人が意図しているようには、
聴いてもらえていないことって、普通にあります。
でも音楽の場合にはそれでも良かったりします。
だから、こういう場合は難しいとも言わないし、
困ったりもしません、私は。

話をする関係というのは、相手が決まっています。
対個人です。
この人にこれを伝えたいと思って話すので、
この限られた人に話が通じなかったら、おしまいです。
悲しくなったり、困ったりします。

音楽は特定の人に向けられる場合ももちろんありますが、
常に、誰だか知らない人にも向けられます。
そうすると、生きている人にはそれぞれの事情があるので、
皆、それぞれの聴き方をするわけです。
誰かの耳に届いたら、そこから先はその人の物語になります。
もちろん、それで良いのです。

でも今日、聴いて下さった方たちは、ライブでもないのに、
話を聴くくらいの親密さで、音楽を聴いてくれたから、
私はとても満たされました。




そして、帰りの電車の中。
本を読んでいたら、文中に出てきた「ん」の文字を、好きになってしまいました。
今、ここに現れたこの一つの「ん」の文字だけが、魅力的なのかと思って、
他の「ん」の文字を探しました。
どうやら、その本の書体の「ん」の文字であったら、どれも好きみたいでした。
縦に並んだ文字たちの列の中に「ん」があるのが、たまらないのです。
「ん」だけ光ってる。優雅でのびのびとしてる。
ページをめくりながら、そのページのどこに「ん」があるか探していました。
その「ん」を見て、良いと感じるかどうか確かめるのです。
花に生まれ変われるのなら蓮の花になりたいと思っていましたが、
文字に生まれ変われるのなら「ん」になりたいです。
今のところは。


| 03:14 | comments(2) | 日記etc. |

2009.02.08.Sun 水色の自転車

今週末も、前原名店街「寄り合い処」では、
栗まんじゅうが焼かれました。

木曜のテレビを観てやってきた、
初めてのお客さんたちも来られたそうです。
遠路はるばる武雄から来ました、とか、
放送翌日の金曜にさっそくやって来て、
美味しかったので土曜も来ました、という人とか。
私のところにも、テレビ観ましたよ、とか、
栗まんじゅう買いに行きました、
という連絡をいくつもいただきました。
(放送の中で「栗まんじゅうの唄」の一番を流していただきましたよ!)
栗まんじゅう応援隊の前田さんは、
テレビに出た後は、人だかりや行列が出来るほど、
わんさか人が集まって、整理券がいるかも!と思ったそうです。
実際はそれほどではなかったけれど、
栗まんじゅう、ジワジワと浸透していくことでしょう。
今シーズンは3月末までです。

土曜の午後に寄った「寄り合い処」では、
小学生を何人も見かけました。
「寄り合い処」の前に自転車をキュッと止めて、
中へ入っていきます。
「タダじゃないやん!」とか言いながら、
入り口にたむろしていたのが、
結局、味見の栗まんじゅうを手渡してもらって、
外の自転車に寄りかかりながらモクモクと食べて、
「おいしい」「今度お母さんに言って連れて来てもらう!」と言いながら、
その場を去ったり。
「六個下さい!」と、おばあちゃんと一緒に食べる栗まんじゅうを買いにくる子がいたり。
4人くらいで「寄り合い処」の中にすっかり入り込んで、
そのうち4人のうちの一番小さい子(誰かの妹なんだろうな)が、
向かい側の駐車場をウロウロしていた私のすぐ側にやってきて、
おもちゃで遊び始めたり。
(その子は私と遊びたいんじゃなくて、
駐車場というスペースに私という先客がいるのを見つけて、
そこを遊んでもいい場所と認識してやってきた、という感じでした。)

私は大抵「寄り合い処」のすぐ外に置いてある、
緋毛氈を掛けてある長椅子に座っていて、
通りを歩く人を眺めたり、
小学生の停めた自転車を、
道行く車の邪魔にならないように停めなおしたり、
向かいの駐車場で車止めの上を歩いて回ったりしていました。

前原の小学生の間では、
水色の自転車が流行っているらしいです。



| 23:11 | comments(4) | 日記etc. |

2009.02.08.Sun いとしませいかつ

糸島の志摩町在住のミュージシャン、
浦田剛大さんのスタジオでレコーディングしました。
真ん前が海。
真後ろが梅林。
奥さんはお料理が上手。
素晴らしいです。

今年の4月1日に発売される、
ピースアルバムというCDに入れるという、
浦田さんの「テヲツナゴ」という曲を歌いました。
東京と、屋久島と、糸島のミュージシャンで
2年がかりで作っているCDだそうです。
イベントをして、その中でCD制作の為の募金を募ったのだそうです。
(ギャランティもその中からいただきました。
何だかそういう心意気がとても嬉しかったです。
お金の話は難しいからこれ以上は書けないけれど。)

レコーディングの日、昼過ぎの時間に行ったら、
同じ曲の中で既に録音を済ませたMONさんがいました。
あかおかずのりさんは午前中に録音を済ませて、
私が行った時には、用事で帰られた後でした。
一番をあかおさんとMONさんが歌って、
二番を私と浦田さんが歌ったのですが、
午前中にお二人がレコーディングされた音を聴いたら、
楽しみました〜〜!というのが、すごく伝わってきました。
だから、私もそういう気分で歌えました。
4月5日には「瑞梅寺山の家」で発売記念ライブだそうです。
他の人と一緒に歌うのは、本当に久しぶりです。
このCDが意義のあるものになりますように!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

レコーディングの後に「We are the いとしま(仮?)」の話になりました。
糸島のミュージシャンが集結して、
みんなが歌える糸島の歌を作ろう、という試みです。
糸島には実は、アーティストが多いのだそうです。
先月、一回目の集まりがありました。
ちょうど、来年の一月一日に
前原・志摩・二丈の一市二町が合併して、
「糸島市」になるそうで、
その合併に絡めたイベントを企画したら、という話も出ています。
(まだどうなるか分からないのですが。)
ということは、合併賛成の集まりになるのか?という話も出ています。
これについては私は、そうでなくてはならないとは思いません。
合併して何がどう変わるのか変わらないのか、
賛成や反対の人たちのそれぞれの理由とか、
どっちでもいい人たちの考え方とか、
全部に興味があって、全部がそのまま糸島でいいんじゃないかと思うのです。
こうして糸島のことを話していること自体が、
糸島を愛しているということでもあると思うし。
まぁ、とにかく、いいモノを作る、というのが、私たちのやることでしょう。
そうすれば、他人には伝わると思うから。
大変だな!大変だな!


| 02:29 | comments(2) | 日記etc. |

2009.02.05.Thu 部屋の中の川に指輪・・・

夢の話です。

友人のお宅にお邪魔しました。
部屋の中に川が流れています。
底が砂の川です。
友人がその川に指輪を落としたというので、
私は川の中に入り込んで探しています。
膝の半分くらいまでの深さの川です。
水が濁っていたのでしょうか、
底は見えません。
手探りで底の砂をかき回していきます。
友人も私の後ろの方で、指輪を探しています。
でも探している途中で、コンタクトレンズを片方、
水の中に落としてしまったようです。
指輪と一緒にコンタクトも探します。
その内に、指輪を見つけましたが、
私はそのことを黙っています。
コンタクトを見つけてから、
指輪を渡そうと思っているからです。
シルバーの指輪でした。

しばらくして、探すのをあきらめることにしました。
指輪だけを友人に渡しました。
夕方になって、暗くなってきていたので、
電気をつけて、川の水を抜きます。
(そんなことのできる川だったんですね!!)
底の砂が顕わになって、
私がついさっきまで探っていた辺りに、
コンタクトレンズが現れました!
何と4枚も!!
4枚全部を拾って、友人に渡します。
「どれが本当のあなたのレンズか、病院で尋ねてみたらいいよ。」
というようなことを言いました。

川の片づけをしようと、
友人が部屋の畳に掃除機をかけ始めました。
先ほど、川底から拾った小さな巻貝がいくつも並べてあります。
指輪やコンタクトを探すのに、
紛らわしい貝たちを、どけておいたのです。
友人が勢い良く掃除機をかけるので、
貝が跳ね飛ばされます。
いくつも、いっぺんに、
壁の方へビュ〜ン!と跳んでいって、
いくつも、いっぺんに、
壁にバチバチッとぶつかって、
こちらの方へ跳び戻ってくるので、
笑ってしまいました。


おしまい。



| 01:43 | comments(3) | 日記etc. |

2009.02.02.Mon 2月5日(木)は

2月5日(木)のFBS福岡放送「めんたいワイド」で、
前原の栗まんじゅうのことと、白糸酒造が紹介されるそうです。
今週末は前原に遊びに来る人がいつもよりも多いかも!

栗まんじゅうの取材は、かなりのサプライズだったらしいです。
栗まんじゅう応援隊の前田さんと大串さんが、
取材の様子を何度も再現しながらお話してくれました。
前田さんは「あら〜あんた、テレビに出てる人やろ!」って叫んだらしい。
テレビの放送の後は、お客さんが沢山来るかもしれないから、
CDの追加を沢山持ってきてね、あなたも顔出してね、と先ほど電話がありました。

この間「寄り合い処」に寄った日は、
栗まんじゅうが時間より早く売り切れた。
最後に来た人は「あるだけ下さい」と、四個買っていった。
売り切れ御免の栗まんじゅうです。
今週末、お客さんが多いといいな。

白糸酒造は今シーズンはテレビもラジオも新聞もあちこちに出るみたい。
何しろ全国で唯一のハネ木搾りで酒造りをしている蔵元なんだから。
良いお酒を作るために、昔の方法をずっと守ってるんだから。
蔵開きは2月21日22日、そして3月15日にあります。
3月の蔵開きでは私も歌います。去年に引き続き、酒造り唄とか。
先週の土曜はハネ木塾(酒造り体験の年間プログラム。田植えや稲刈りもした!)で、
お酒の仕込みをしました。
蒸したお米を、麹と水の入っている大きなタンクに梯子で登って入れたりするのです。
お米を蒸す時に今は釜の下からボイラーで熱するそうですが、
昔は石炭を入れて熱していたそうです。
酒蔵で見かける大きな煙突はその時に出る煙を出すためのものだったそうです。

蒸したお米を、これから作る麹のために専用の部屋に運ぶ作業もしましたが、
麹とか酵母とか、私の中では謎のブラックボックスです。
どちらも微生物らしいです。
生き物を、専用の部屋で、どうやって作るんだろう?
そういえば大学の時に、他学部の学生も受講可能だという、
農学部の「微生物」の授業を選択してみたけれど、さっぱり分からなかった。
テストも受けたけど、もちろん落とした。
でも、ハネ木塾の塾生の中に、お酒のことに物凄く詳しい二人組がいて、
酵母のことを少し話してくれて、今までよりは分かったかも。
使う酵母によって、お酒の香りが変わるらしい。
白糸酒造の酵母はリンゴの香りなんだって。
(合ってます??)


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