深水 郁(Aya Fukami)の日記。ライブスケジュールや日々の出来事を書きます。ピアノを弾いたり歌ったり。絵も描くよ。
2022.12.08.Thu スポンサーサイト

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2009.03.31.Tue 「さかなカメラ」再び!

 photo by mari 5
                                                         photo by mari                                   

明日、mariちゃんが家にやってくる。
写真家のmariちゃん。  http://cocomarimo.boo.jp/

初めて会ったのは2005年。
偶然入ったギャラリーで彼女の作品を観た。
インドとかタイとかカンボジアとかニューヨークとか、
フワフワッと出かけて行って、撮ってきた作品たちを、
「mariの撮った写真だよ〜」というノリで、展示してある。
彼女の撮る人の写真が好きだった。
それぞれの人の物語を感じとって、
物語の途上にいるその人を撮ったような写真。
そして写っている人が、ちゃんとmariちゃんを見てる。

この人に何か一言、言いたいと思って、
私のことも知ってほしいと思って、
メッセージと連絡先を書いた手紙を、受付の人に預けた。
その翌日に携帯にmariちゃんからのメールが来て、
それで、会った。



photo by mari 6
                                                    photo by mari

それからライブを聴きに来てもらったりして、仲良くなって、
2006年の夏に撮ってもらったのがこの写真たち。
mariちゃんの車でピュ〜ッと海辺に連れて行ってもらって、
パシャパシャ歌いながら撮ってもらった。
私も歌ったし、mariちゃんも歌った。
「魚の話なんかやめて」とか。
だから、この時の撮影は「さかなカメラ」。


photo by mari 4
                                                      photo by mari

それからmariちゃんは、
「お金が尽きるまで」と中国経由でインドに旅に出た。
・・・お財布を持たずに。
自宅の最寄り駅に着いた時点で財布を忘れたことに気がついたけど、
飛行機のチケットは持ってたし、
駅員さんにお金を借りて電車に乗って空港に向かったんだって。

数ヵ月後、無事に戻って来て、
いつの間にかmariちゃんは東京に住むようになった。
今はちょうど、一時帰福中。
あんな時も、こんな時も、
前原だったり、東京だったり、
予定が合えばライブに来てくれる。

そして明日は家に来る。
「さかなカメラ」の第二弾。自宅編。
2年半ぶりのmariちゃんとの撮影。
前回は周囲の風景や夏の日射しとのコラボレーションで、
力強い作品になったと思うけど、
今回は室内。
ピアノと私を撮るんだって〜。
絵の具を顔に塗るとも言ってたな。。
どうなるんだろ!



| 00:38 | comments(2) | 日記etc. |

2009.03.30.Mon 織ってる

織ってみた赤いの 

卓上織機がやってきました。
最初に試し織りしたのがこれ。
タテ糸の準備がちょっと大変だけど、編むよりずっと速く形になるみたい。
しかも「これ編んだの。」って言うよりも、
「これ織ったの。」って言う方が、レア感が増すと思いませんか(笑)。
いろんな素材で挑戦して、応用技を編み出していきたいです。


| 03:19 | comments(2) | 日記etc. |

2009.03.29.Sun 栗まんじゅう

 前原名店街の栗まんじゅう


前原名店街の栗まんじゅう、今シーズンは明日(もう今日!29日ね)でおしまいです。
11時くらいから15時過ぎまで。前原名店街「寄り合い処」にて。
栗まんじゅう、まだ食べてない!っていう人は是非この機会にどうぞ。
もう食べたけど、また食べたい!っていう人ももちろんね!
来シーズンは11月から。



前原・栗まんじゅう応援隊

栗まんじゅう応援隊の面々。(顔が写ってないけど。)
左から大串さん、前田さん、倉重さん。
3人とも本業のかたわら、週に3日、焼き続けました。
お疲れ様でした。


前原・栗まんじゅう応援隊

倉重さんの前原音蔵がオープンした昨年の9月下旬、
私はオープニングの個展をさせていただいていて、
倉重さんと交代で会場の番をしていました。
「名店街の集まりがあるので」と出かけて、帰ってきた倉重さんが、
餡子のいっぱいはみ出た栗の形のおまんじゅうをくれました。
(それが私と栗まんじゅうの出会いでした。)
「皆で栗まんじゅうを焼く練習をしたけれど、自分はうまく焼けなかった。」と、
がっくり肩を落としながら。
大の大人が、ただのおまんじゅうに、プロになろうというのでもないのに、
こんなにも入れ込んでるって、すごいことだと思いました。
今日の倉重焼き(勝手に命名)は、一番上の写真の通り。
餡子はもちろんはみ出てないし、焼き色も絶妙でした。


最終日の明日(もう今日ね。)は、大串さん、倉重さんは用事でお休み。
昼まで前田さん、それ以降は漆崎さんが焼くそうです。
漆崎さんは今日はお客さんで来られてました。
お隣に座ってお話しました。
盛岡から前原に引っ越してこられて一年。
ご主人と前原にカレー屋さんを開くそうです。
お店を作る作業をコツコツと進めているみたい。
(みんなが楽しみにしてます!早く食べたい!うるしカレー!)
盛岡はゴールデンウィークの頃に、梅も桃も桜も木蓮もコブシも、
春の花がみ〜んな咲くそうです。
ものすごい、春の香りだって。
これが春なのか〜〜!!って思うんだって。
厳しい長い冬を経てこそ分かるらしい。
盛岡に行ってみたいな。
ホヤ食べたい。
漆崎さんからは、そういう素敵なお話を聴いて、
私の方からは、最近の新曲「甘酒の唄」の話をして、もちろん歌いました。
隣に座ってる人のためだけに突然歌うって、子どもみたい。

そういう時間の流れた、今日の寄り合い処でした。


| 02:13 | comments(4) | 日記etc. |

2009.03.26.Thu 色の粉

 いつもの画材屋に行ったら、
奥の部屋が岩絵の具売り場に改装されていた。
壁際の棚に岩絵の具の粉の入ったガラスの瓶が、
色別に並んでいる。

岩絵の具って不思議。
同じ名前の色なのに、粉の粒々の細かさによって、
色の濃さが変わる。

たとえば「紺青」のラベルの貼られた瓶が3つか4つくらい並んでいて、
一番左が、一番荒い粒子で、一番色濃い、「紺青」。
それが右に行くにつれて、細かい粒子の薄い白っぽい「紺青」になる。
違う色なのに同じ名前。変。変。でもきれい。

岩絵の具売り場に行くと、見とれる。
岩絵の具は日本画を描く人たちが使う絵の具。
膠(にかわ)を水で薄めたのに、粉の絵の具を溶かして使うらしい。
私は使わない画材だから、岩絵の具売り場には、
見とれることを目的に行く。

それが今日、売り場の端の方に、
岩絵の具の瓶よりもずっと小さな、
試験管のような容器に入った粉を見つけた。
粉の状態で見たところは、岩絵の具よりも鮮やかに見える気がする。
(実際使ったらどうなんだろう?)
さっき、水彩絵の具の売り場で「こんな赤」が欲しい、と思いながら、
見つけられなかった、まさに「そのような赤」もある。
こんないいもの持ってたら大抵のことは許せてしまいそうな「そのような緑」、とか、
出会ってしまったからには、私の嗜好に欠かせない、とでも言いたくなる「そのような青」、もある。
胡粉(ごふん)という白い粉に着色して、岩絵の具のようにしてあるもの、だそうで、
(名前、何だったかな??)
岩絵の具よりも随分と安価。

左手に水彩絵の具のチューブを何本か握りながら、
右手にはその赤と、その緑と、その青の入った試験管を握って、レジへ。
使わないかもしれないんだけど。
きれいで好きだから。
持っていたくて。

役に立たないけど幸せなもの。
音楽みたいだなぁと思ったりする。



| 01:04 | comments(2) | 日記etc. |

2009.03.24.Tue 小さいバッタ

 この間、草むらを歩きまわっていた時のこと。
クローバーとか丈の短い植物たちが地面を覆っているくらいのところ。

足元の草たちの上を、何かが動いてる。
見えないくらい速く動いてる。

小さいバッタか何かだろうと思いました。
その姿を見ようと思って、
じっと目を凝らしているとシーンと静かになります。

一旦諦めて、頭上に咲いている桜なんかを眺めて、
ウグイスでなくメジロが、桜の花の蜜を吸ってまわってるのを見たりして、
そうするとまた、足元に何かいるみたい。

パサパサッと草を跳ねて回っているような音。
目が追い付かないくらい素早く。
でもすぐにシーンとなる。

それを何度か繰り返していると、
草むらを訝しげに凝視する私を見て、
同行の人が「大丈夫ですか?」と尋ねました。

で、ちょうどその頃に、訳がわかった。
パサパサッの正体が。

私が歩いたその後に、
踏まれて折れ曲がった草たちが、
重なりあった葉っぱたちを元の形に戻していたのでした。

小さいバッタはいなかった。
何にもいなかった。


私ってこんな世界に生きてるらしい。

はてしなく。



| 22:33 | comments(0) | 日記etc. |

2009.03.22.Sun 今日の西日本新聞Q〜MUSIC!!

今日の西日本新聞のQ〜MUSICというコーナーに紹介していただいています!

好きなものは、栗まんじゅう(歌まで作ったし!)、昼寝(夜も朝もね。)、
アリクイ(絵を描くことになったから、最近は頭の中の回路がすぐにアリクイにつながります。)とか、
ショートカットにする前は、モヒカン刈りだったとか、
そいういうことが書いてある〜〜!
写真は重松美佐さんに撮っていただいたものです。

担当記者の平原さんがインタビューをしながら、私の顔をじーっと見つめて、
手だけがノートの上で動いているので、
似顔絵を描かれているみたいだなぁと思いました。
でもまさに、こういう記事って、その人の断片的な特徴を文字で捉えて、
その人がその人たる輪郭を作っていくということなんだろうなぁ。

Q〜MUSIC、ウェブでも閲覧できます。
記事の文章や写真と一緒に、動画も載せていただいています。
「かりんとうの歌」「歌のまぼろし燃やし燃やし」の2曲をavanさん(b)と一緒に演奏しています。
場所は前原音蔵、撮影は平原さんです。

http://qnet.nishinippon.co.jp/entertainment/qmusic/20090322/20090322_0001.shtml




先月から、小学校での演奏を取材していただいた読売新聞「かわらばん」や、
六本松で過ごした学生時代とそれにつながる今を取材していただいた朝日新聞、
(朝日新聞「六本松で。」ここから読めます。私が登場するのは7回目「さあ伊都へ」http://mytown.asahi.com/fukuoka/newslist.php?d_id=4100071  )
そして音楽に焦点を当てた今日の西日本新聞と、
それぞれにいろいろな側面から紹介していただきました。
本当に偶然、取材が重なりました。
興味を持っていただいて嬉しいです。
自分で思っている自分と、外から見た自分の違いなど、
見つめなおすきっかけを幾つもいただきました。
月並みですが、これから一層精進します。
ありがとうございました!


| 17:00 | comments(4) | 日記etc. |

2009.03.21.Sat 白糸酒造ハネ木塾

090321_1053~01.jpg
白糸酒造のハネ木塾、今年度は今日で最終回でした。
6月に田植え、9月に案山子作り、
10月に稲刈り、1月に仕込みをして、
今日は瓶詰めとラベルの作成をしました。

ラベルにハネ木の絵を描きました。


先週は蔵開きでした。
歌いました。
酒造り唄や、新曲の甘酒の唄、
栗まんじゅうの唄や灰買い茂吉の唄も。
avanさんのベースに、私は歌だけ。
自分のペースだけでピアノも歌もやっちゃうのも、
もちろん楽しいのですが、
ゆだねられる人がいて、それに乗っかるだけ、
というのも楽しいです。
楽、とも言うかも(笑)

前原音蔵の倉重さんにPAをしていただきました。
倉重さんにもステージの設営から何から、
いつもお任せしっぱなしです。
お世話になってます。
音蔵であっている「裏方の会」(音や照明や舞台に関する地域ボランティアの育成)の、
メンバーの方と一緒に来られました。
ありがとうございました!

2月と同様、先週の蔵開きでもハネ木塾のメンバーがボランティアで試飲や販売のお手伝い、
社長さんや奥さんは、常に走って移動しているか、
次々とお客さんの相手をしているかで、
とても忙しそうでした。
良い天気の中、たくさんのお客さんに喜んでいただきました。



| 13:32 | comments(0) | - |

2009.03.21.Sat ライブスケジュール2009年4月5月

4月以降のライブスケジュールです。
桜は終わってるんだろうな。

Evolutional meeting, south to north 2009 April

羽野昌二 meets Yusuke Akai, Nik Mayer-Miller,  Scott McConachie,  Leif Gifford (from Australia)

ドラマー羽野昌二さんとオーストラリアの若手ミュージシャン達の全国ツアーの九州編4daysに、
ゲストで出演させていただきます。
珍道中になるのかなぁ。なるんだろうなぁ。

418日(土) 福岡市中央区 New COMBO 20時〜 予約¥3000(当日¥3300

tel 092−712−7809  guest: avan(b)、深水 郁(p,vo

 

419日(日) 宮崎県都城市 MU-ZA 20時〜  予約¥3500(当日¥4000

tel 0986−22−5191  guest: avan、深水 郁

 

421日(火) 福岡県前原市 前原音蔵 19時半〜 予約¥2800(当日¥3200w1d

tel 090-3738-0512 (倉重)    guest: 深水郁

 

422日(水) 長崎県長崎市 Panic Paradise 21時〜 チャージ¥2000

tel 095−824−6167  guest: 深水 郁

 

 

友部正人ライブ
517日(日) 福岡県前原市 古材の森 
17時半〜 予約¥3500(当日¥4000
         ご予約お問い合わせ:090-4475-8477(山北)guest:深水 郁(p,vo)

「僕、今日、オトウトが出来たよ。」と、去年、友部さんが私のことを言いました。
イモウトって言われるより、断然嬉しいです。何で?
主催の山北さんの熱意で、
今年は友部さんの曲を2曲ほど共演させていただけることになりました。
貴重な機会に感謝しています。        
友部さんと山北さんがそれぞれ選ばれた曲を聴きこんでいるところです。
普通に練習しようとすると、ピアノ弾き語りをしてしまいそうです。
そうすると…友部さんのギター弾き語りと重なってしまうので、
他のことをしなければなりません。
去年と同じく50分ほどソロの演奏の時間もいただけるそうです。

 「街とコイゴコロ」

528日(木) 福岡県前原市 前原音蔵 19時半〜¥2000 
         お問い合わせ:
090-3738-0512 (倉重)

俳優の伏見武さんとコラボレーションをします。
伏見さんが私の曲を歌ったりする。語りもある。
私も歌ったりピアノを弾いたりする。
あ、誕生日だ。あ、書いちゃった(笑)。 




2009.03.20.Fri 今日の朝日新聞!

 今日の福岡県版の朝日新聞「六本松で」という記事の中に、
「The6Pines〜六本松の歌」を作って歌ったことなど紹介していただきました。

九州大学六本松キャンパス移転に際しての7回シリーズの連載の最終回です。
各回2、3人ずつの卒業生やキャンパスに関わった方たちが紹介されています。
今回は六本松食堂の店長さんだった坂本さん、
福岡の老舗のお菓子屋さん如水庵の社長の森さんご夫妻、それに私。
森さんと一緒に載せていただいて、嬉しかったです。
一昨年だったかな?
六本松キャンパスであった卒業生向けのホームカミングというイベントの中で、
演奏させていただいて、
終了後、次の演奏会場へ向かう前に九大生協に立ち寄って、
お土産にしようと「いも九」(九州大学応援菓・by如水庵)を買い求めていたら、
斜め後ろの方から「ありがとうございます。」と声がして、
振り向いたところにおられたのが森さんでした。
私の演奏を聴いて下さったとのことでした。
まさか、今買ってるお菓子の社長さんが現れるとは思わなかったので、驚きました。
この日は食堂の前でちょうどばったりお会いした学長さんとも、
ご挨拶させていただいたのですが、
それもこれも「六本松の歌を作ったから」です。
入学式では寝ていたし、卒業式には出なかったし、
留年は2回もしたし、学校とあまり馴染まなかった私なのに。
今回の記事も含め、歌を作るということが、
こうして人や学校や地域とつながるきっかけになると、知り始めたこの頃です。


写真、かっこよく撮っていただきました。
前回の読売新聞の時も、今回も、
歌っている最中の写真、目をつぶっているのは、、、
その方が「熱唱」しているように見えるから??
今度から取材の方が写真撮ってる時には、なるべく目を開けよう。
記事の中で自分の名前が敬称略で書かれているのは、
何だかすごく「登場人物」っぽいです。
担当の山田菜の花さん(お花の名前の人!)は同い年で、
とてもお話しやすい方でした。
同じ時期に同じ大学にいて、
無力で非力な何者でもないただの学生だったのに、
今、彼女は新聞記者になって、私は音楽を作ってる。
嬉しい出会いでした。

ありがとうございました!


| 16:56 | comments(0) | - |

2009.03.17.Tue キリンと蟻の夢

すごく小さいキリンと、普通の大きさの蟻の夢を見ました。

何かの鉢植えの根本に、
そのキリンと蟻が一匹ずついて、
闘っていました。
ちょうど取っ組み合えるくらいに、
両者が同じくらいの大きさなわけです。
なかなか決着が着かなかったのですが、
キリンが蟻のすぼまったお尻を、
両手で捕まえると、
軽々と持ち上げて運んでいきました。

それを見て、私も蟻と闘う時には、
そのようにしようと思いました。

おしまい。


| 19:53 | comments(2) | - |


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